img_01

賃貸の説明

確かに、駅から遠いこと自体は、既存の住宅地にとってはマイナスではありません。

ここの最初の節でも触れたとおり、駅から遠い不便さが高級住宅地感を醸し出すことすらあるのです。 しかしそれは、地価が高かった歴史という結果を見て言えることです。
利便性のある程度高い駅から、距離を離してたくさん住宅を建て、あるいは土地を分譲すれば、そこが高級住宅地になるわけではありません。 確かに、都心に出るのにある程度便利で、最寄り駅までも徒歩1時間かかるわけではありませんから、都市近郊型の大規模開発がなされた場所がそれなりのブランド駅・ブランド地名(の近く)であれば、理論上はそこそこの地価にはなるでしょう。
しかし、その地価が保てる保証はありませんし、私はむしろ懐疑的です。 また、戸数が多くなってくると、新築の場合はどうしてもその中での個性を競う傾向があります。
たとえば、まったく同じ作りの新築建売戸建てが20戸あると、おそらく、新築としては敬遠されます。 中古とは逆の傾向ですが、その結果、個性的な建物が多くなり、やはり中古としては売りにくくなるのです。
ですから、同じような外観の建物ばかりで、かつ、住宅地の中の学校の移転などたまたまいい場所で開発できたというケースの場合には、資産価値を守る上ではプラス材料もあります。 一方、郊外型の大規模開発は、そもそもそれまで人が住んでいなかったところです。
もともとの地価が安いため、土地も広く取れますし、建物も相対的に広く・大きく建てることができます。 ただ、郊外型の大規模開発になってくると、すべて建売住宅というのは非現実的です。
土地が安いため業者のほうでも土地の取得にはさほど費用負担はないものの、すべてに建物を建てていくと、どうしてもコストがかさんでくるからです。 つまり、土地だけを購入して、建物を別途建てる人が出てくるのです。
したがって、建物の統一性というのは望むらくもありません。 その点では、購入した建売住宅を中古住宅として売却する際には、どうしても不利な材料になってしまいます。

そのような分譲地を購入して、注文住宅を建てた人にとっても同じです。 建物の価値を守る上では、他と違うというのはマイナス材料なのです。
都市近郊型の場合、もともと、周囲に人が住んでいる地域ではあるはずです。 ですから、当初の地価は周囲に引きずられて高くなっているはずですが、その地価が、将来的にも周囲と同程度を保てるかどうかというのは、開発されたその場所がどのようなイメージを形成できるかにかかってきます。

しっかりとした賃貸の全てを網羅しています。こちらは和の心を加えた賃貸です。

Menu

Information